とりあえず新作が発売開始しましたのでご報告です。

表紙パッケージ2のコピー

DLsite様>https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ239077.html
DMM様>https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_139679

です。何卒よろしくお願いいたします。

……ですが、初動売上が笑っちゃうぐらい悪くて気落ちしています。

予告の時点で反応が悪かったんで予想はしていましたが予想想定以上に悪くてかなりショックです。

爆死した「僕と彼女と右手の彼女。」を超える爆死感ですね。制作コストや日数を考えれば。

正直個人的には内容はすごくよく出来たと自負してはいるんですが、如何せんユーザー様に手にとって頂かなければそれでは意味がありません。売上云々はもちろんですが、自分が丹精込めて作ったものを見てもらわなければ、良いか悪いかもわからないわけですし。評価以前の話ですよね。

ですが、今回のCG集が全然売れないという事が今後の良い教訓にもなります。今回のCG集はなぜ売れなかったのか?という事をしっかり考え、次に活かさなければなりません。

まず、今回のCG集の特徴を考えれば

1、本番無し
2,キャラ多し、
3,ストーリー性低し
4,フェティッシュ寄り
5,マニアック寄り
6,ベクトルを多方向に向けている(M性もあればS性もあれば様々にした)
7.流行りに全く乗っていない
ソレ以外も基本枚数は多めで制作日数(制作コスト)が意外にかかってる

この辺を考えてみます。
まず1は大きい。多分やっぱりなんだかんだでみんな本番パコパコするシーンは欲しいんだと思いました。今回で身にしみました。

次に2は別に見てる人購買意欲にはそこまで影響が無い可能性はありますが、キャラが多いせいで個人的にキャラデザやプレイや全体のバランスなど考え、制作するのに時間がかかった。これは良くない。あと強いて言えばキャラが中途半端に多いと、短い話の中で誰に気持ちを入れればいいのか?みたいな事に感じる人もいると思います。

次に3、これもでかい。やっぱりこれも重要でもっとしっかりストーリーがありつつ、7にも通じますが、流行やテンプレ感ををちゃんと取り入れないとと思います。今回は奇をてらい過ぎた感がある。

4、これも一部の人には好評になっても、大半のライトユーザーやノーマル派の人には少し過激に見えたり受け入れれなかったり、理解してもらえない、もしくは敬遠したくなる人も多々いると思われます。5もほぼ同様ですね。

6、これも今回裏目に出たかな?と。私はどんな指向性の人が見てもどこかのシーンがすごく好きになってくれるかな?と様々な方向性のキャラとプレイを満遍ない感じで構成しましたが、もっとM寄りならM寄りS寄りならS寄り、おねショタならおねショタ、筋肉フェチなら筋肉フェチとちゃんとジャンルを固めた方がコンセプトがわかりやすく、買いやすいのかもしれません。

7,これもかなり最近強く感じていて、売れてるCG集を稀にチェックしてるんですが、意外と斬新なストーリーやコンセプトの作品は少なくて、しっかりと現在の売れ線を上手くおさえつつ、それぞれのサークルの良さを出せている作品が売れてるのかなぁと。これまでにこんな設定やストーリー見たこと無いみたいなものは中身を想像し辛く、手を伸ばしにくいってのもあるでしょうね。タイトルと軽い説明でもう中身が大体想像しきれてしまうぐらいが丁度いいのかな?と。今回のリフレ部~は全然流行りの外を行ってますからねぇ。

うん。この辺をしっかり次回作に活かしたいな…と。

で次回作については一旦置いといて、今回の「私立春川学園リフレ部~放課後射精介助の部活動~」のことについて書きたいと思います。ここからは作品のネタバレを多分に含むので、まだ購入していないけど、今後買う予定の方は閲覧注意です。




で、今回の作品は過去作のワリキリ~と彼女のお姉ちゃんに~などと世界観を共通しています。

過去作を見てない人は「エミちゃんって誰?結局なんだったんだあの黒ギャル」と思ったかもしれませんが、過去作に出てたキャラです。

春川学園のアイデアはエミちゃんのキャラから「只者じゃない感」から想起して制作しました。まだワリキリ~の頃には具体的な設定は無かったので、半分こじつけかもしれません。

まず作品の中のストーリーだけではよくわからなかいかもしれないんで、説明しますと、まずエミちゃんの母親が春川学園を含む春川グループのトップです。そしてその母親は14人の子供がいてその子供のほとんどが父親(種)が違います。しかも1人を除いて女性で女系家族で、しかも全員おっぱいが大きいという設定があります。もちろん母親も大きいです。で、その長女が今回登場した春川ケイさん…教頭先生ですね。ケイさんは春川グループの学園部門をすべて総括してる立場になります。本当は長女ですし、実力もあるのでグループの一部門でしかない学園だけではなく、もっと上のグループそのものを支える立場の役職に付けるのですが、今回の作品でわかるように、ショタ食いを生きがいにしているので学校の教頭先生は非常に好都合な立場なので、本人はそれで満足のようです。


で、今回出てた桐山悠斗については、気づいた人がいるかわかりませんが、ワリキリ~のヒロインの桐山千恵の弟です。

桐山千恵はエミと仲がいいのですが、だからこそ春川学園に入ると様々な面で優遇されることがわかっていたので桐山千恵は敢えて他の学校に進学しました。ですが、弟の悠斗はエミちゃんと昔から面識はあるものの、そこまで深く考えてないので春川学園に進学しました。

なので劇中で「ポイントを湯水のように使う」と書いてある噂はエミちゃんが悠斗に大量のポイントを入学時プレゼントしたから。それと女の子を侍らして夜の街を歩いてた噂は姉ちゃんの千恵とエミちゃんに挟まれて買い物に付き合わされたりしてただけ。と、行ってもモテているのは間違いなく、実際童貞ではありません。もちろんドMの雌豚百花ちゃんは処女です。

ワリキリ~では千恵ちゃんとチビ助がめでたく結ばれました。この二人の関係をある意味で男女逆にしたのが今回の悠斗と百花です。多分桐山の姉弟は基本Sだけど、優しさもあるツンデレで素直に自分の気持ちが表せられず、好きな子をイジメて気を引いてもらう的な性格を姉も弟もしています。しかもどちらも、見た目の容姿が地味めだけどよく見るとすごく光るものがある容姿が好きな感じ。チビ助は顔もなかなか良く、細マッチョが千恵ちゃんにはツボ。悠斗も桃花が化粧も下手で髪も重たいし、猫背で姿勢も悪いけど、よく顔を見ると可愛いし、おっぱいも大きい…。こういう感じがツボで好きみたいですね。性格も暗めだけど、自分を従順に好きになってくれている感が良いみたいですね。あとなんだかんでやさしいとかね。ただ千恵も悠斗も嫉妬深いところと束縛する癖があり、相手が自分以外にちょっとでも異性の影があるとキレます。

今回桃花視点なのでわかりにくいかもしれませんが、悠斗は最後の方まで桃花は他の男とも普通にプレイしていると思い込んでいました。なので出来るだけ自分だけのモノにしたいが為に毎日のように指名して他の男の付け入るスキが無いようにしていました。実際は桃花は悠斗以外の指名は断っていたのですが…。それを悠斗は知らなかったわけです。

今回のCG集で悠斗百花編の部分だけは少し独立してるような構成になってますしね。その辺も分かりにくい上に中途半端だったかな。いっそ悠斗と百花だけのメインの話の方がわかりやすく売れたのかも。まぁもう今やどうしようも無いですが。

でもこのCG集で百花と悠斗の話は個人的に気に入ってます。まず「ドMの女の子」を初めて書いたんですよね。女性上位の話ばかりを描いてきたので。そこは初めての事で描いてて楽しかった。

シーン的にも精子マスク>キスシーン>嬉ションのくだりとか、コンドームの精子飲まされるシーンとか個人的に気に入ってます。抜けるかどうかはわかりませんが。いやその辺は製作者には正直全くわかりません。エロいとは思うんですが、抜けるかどうかはまたちょっと違いますもんね。

話は少し戻します。

部長の蓮井江玲奈について。まず母親は北欧出身の人で父親は日本人のハーフです。母親は若い頃春川家のメイドというか侍女をしていました。そこでの働きが認められて、春川グループの経営する旅館の女将に任命されて夫婦揃ってそこで女将と板前として働いています。

江玲奈自身は日本生まれ日本育ち。外国の言葉は英語が少し喋れるだけで母親の母国語は喋れません。

年下のエミを「エミ様」と呼ぶのは母親の影響。昔春川家の侍女だったので日常的に春川家のお嬢様であるエミの事は侍女の母親は「エミ様」と呼んでいました。その影響で娘である江玲奈も未だに「エミ様」と呼びます。なので江玲奈とエミも昔から顔見知りです。といっても雇う側と雇われている側なので明確に立場は違いますが。実際エミは本当に心を許しているのは千恵ちゃんだけなので。でも基本エミと江玲奈の関係は良好です。

そして裏設定ですが、この学園でのポイント制度の確立とリフレ部立ち上げには当時中学生だったエミが発案・実行しました。その時の初代リフレ部部長に「彼女のお姉ちゃんに~」の愛由美だった。という設定があります。エミと愛由美が「彼女のお姉ちゃんに~」で面識ある描写がありましたが、そういう理由です。

つまり愛由美は春川学園高等部出身で現在春川学園の大学部にいます。現在大学部のリフレサークルの管理も任されています。高校生のリフレ部部長時もあの愛由美さんですから、そうとうブイブイ言わせてた事でしょう。

ですが別に全く関係無い裏設定なので劇中に入れるのは止めました。

他のキャラの事少し書きますと、ドS才女の矢ヶ瀬凛はこれまでに弊サークルではあまりいない小柄で貧乳のキャラ。描いてて楽しかったし、おっぱいを描かなくていいので(おっぱいは魅力的な嘘っぽくなく年齢容姿体格を考え大きいおっぱいに描くのは結構難しく個人的に神経を削る作業)その辺は楽でした。また描いてみたいです。

運動娘の連藤円は趣味丸出しかな。筋肉キャラを描いて見たかったのと臭いフェチプレイを描きたかったが為に生まれたキャラという感じ。筋肉感は描いてて楽しかったけどそれなりに難しかった。嘘っぽくないある程度リアリティのある女子高生が出せるギリギリのムキムキ感を出したつもりです。


で、今回の作品は全然売れなかった事でリフレ部系の作品は完全封印ですね。もし売れてたら婦人部編…的な保護者(塾女・ママキャラ)がするリフレ部的な話も考えていたんですが…無しですね。


で、最後に次回作について書きます。あとがきにもちょろっと書きましたが、寝取られ系の話にしょうかなと。といってもテンプレな寝取られとはちょっと違う感じですね。しかも寝取られより寝取らせ・寝取り系の話。だけど寝取らせは寝取らせでもよくあるプロットとは違う感じにしたいと思っています。タイプも女性上位では無いのでおねショタ・ママショタ系を期待している方には申し訳ないですけど。まぁあくまで次回作についてですから。今後はおねショタも描く予定はもちろんあります。ですがまぁ今回ラブラブ系の話(自分の中で悠斗百花編はラブラブ系の話です。そうはあまり見えないかもしれませんが)は描いてちょっと満足できたので、次回作は明るい路線はしない方向で考えています。雰囲気的には彼女のお姉ちゃんに~に近い方向性かな。

他にもスタンダードなおねショタ系のプロットである「ひと夏の経験」的な話も描きたいとは思うんですが、次回作は前述の方優先かな。「ひと夏の経験」的なプロットの話って星の数ほどあるじゃないですか。相手がいとこのお姉ちゃんだったり、田舎の幼馴染だったり、帰省先で出会ったお姉さんだったり、叔母さんだったり。でも安定感あるおねショタ感とわかりやすさと導入の楽さとかやりやすそうではあります。その内やってみたい話ではあります。

他にもやったことないファンタジー要素のある話も挑戦してみたいし、また逆ネトラレ話も描きたいし年下責め、ロリビッチ系話も描きたいし…とか描きたい事は山積みです…が!

もし次回作が今回のような大爆死の失敗をしたら引退・廃業することを考えます。そうならないように全力尽くして誠心誠意エロい作品が出来るように頑張りますが。


あと今回売れなかった事で自分の中で尋常無い切迫感があるので、その切迫感を糧に早く出せればとは思います。ドラクエビルダーズ2も発売日に届いたけど、次回作を出すまでは封印しちゃおうかと迷っています。制作熱が上がってる今のテンションを継続したいので。

ただ結構濃厚な人間ドラマ的な話なのでストーリー構成とかに時間がかかりそうで怖いです。プレイや演出もアレヤコレヤ手を出し過ぎないようにしたいです。今回や僕の彼女と~でわかりましたが、基本枚数は正直売上にほとんど影響無くて、購買理由は基本CG枚数の多さで買う人は少なく、それよりも、たとえ基本枚数やボリュームが少なくても魅力的な作品を買いたいという人が多いという事だと思いますんで、基本枚数は減らして(といっても値段相応に枚数にはもちろんするつもりですが)、その分リリースは早めに出したいとは思います(前回も同じような事言ってた気がしますが)。

といっても、ここまで書いた話はすべて今の段階の予定の話で、全く変わってくる可能性も無くはないです。その辺はご了承下さい。

うーんなんだかんだで超長文になってしまった。すいません。
最後まで読んでくれた方に土下座m(_ _)m

あ、そういえば、ほったらかしにしてたHP更新しました。したからって別にそこにしかないエロイラストとかあるわけじゃないんで全くアレですけど。一応。

今回の作の感想やレビューなどもお待ちしております。購入サイト先はもちろん、HPのアンケートやツイッターでもかまいません。

とにかく次回作、エロ絵描き生命を懸けて頑張ります。

また何かありましたらここでご報告します。

それではまたお会いできればと思います。

2018年末 サークルばみりおん 漸次